PR

おでんに肉を入れると大満足!牛すじ以外のおすすめ肉具材と地域限定ネタも紹介

寒くなると、体の芯から温まる料理が恋しくなりますよね。そんなときにぴったりなのが、みんな大好きな「おでん」。あたたかくてほっとする味わいは、心も体もほっこりさせてくれます。定番の大根や卵、こんにゃくなども美味しいですが、実は「お肉」を加えることで、より満足感のある一品に仕上がるんです。

なかでも「牛すじ」は根強い人気を誇りますが、それだけではもったいない!他にも、家庭で手軽に使えるものから、ちょっと贅沢なご当地食材まで、さまざまな“おでんに合うお肉”があるんですよ。

この記事では、「おでんにお肉を入れてみたいけど、何を選べばいいの?」「牛すじ以外にもおすすめはある?」という初心者の方にもわかりやすく、おすすめの肉具材をご紹介します。また、地域によって異なるちょっと珍しい具材も合わせてご紹介。読んでいるうちに、今すぐおでんを作りたくなるかもしれません♪

寒い季節の食卓が、もっと楽しくなるヒントになればうれしいです。


牛すじ以外にも!おでんに合うおすすめ肉具材まとめ【基本編】

ふんわり柔らか|鶏団子

おでんに鶏団子を入れると、優しい味わいがじんわりと広がります。ふんわりとした食感でとても食べやすく、お子さんからお年寄りまで、幅広い世代に喜ばれる具材です。鶏ひき肉におろし生姜や刻みねぎを加えると、風味もアップ。さらに片栗粉を混ぜることで、ぷるんとした舌ざわりに。冷凍保存もできるので、作り置きしておくと便利です。

煮込んでとろとろ|手羽先&手羽元

骨付きの手羽先や手羽元は、じっくりと時間をかけて煮込むと、お肉がほろほろと崩れるくらい柔らかくなります。その旨味が溶け込んだ出汁は、まさに絶品。骨から出るゼラチン質が自然なとろみを加え、スープまで飲み干したくなる美味しさに。特に手羽先は皮がぷるぷるしていて、コラーゲンも豊富。美容を意識する女性にも嬉しい食材ですね。

子どもが喜ぶ|ウィンナー

ウィンナーは、おでんの中では意外と存在感のあるアイテム。プチッとした食感と、噛んだ瞬間にあふれるジューシーさが楽しく、お子さんがいるご家庭にはとってもおすすめです。味付きタイプを使えば、そのままでもしっかり味があり、シンプルな出汁との相性もバッチリ。ピリ辛タイプなど種類も豊富なので、大人向けにアレンジしても美味しくいただけます。

ガッツリ満足|豚バラブロック

脂がのった豚バラブロックは、ボリューム感たっぷりで、ガッツリ食べたい人にも大満足な一品。適度な厚さに切ってからじっくり煮込むと、脂がとろけて柔らかくなり、旨味がぎゅっと詰まった味わいに仕上がります。煮込む前に表面を焼きつけたり、軽く茹でこぼしたりすることで、脂っぽさを抑えてよりすっきりとした後味になります。おでんの主役になれるお肉です。

ロールキャベツ|手間はかかるけどおいしい!

ひと手間かけたロールキャベツは、おでんの具材としても実はとても相性が良いんです。キャベツが出汁をたっぷり吸って、とろけるような柔らかさに。中に詰めたひき肉だねには、玉ねぎや人参を刻んで加えると、ほんのり甘さが加わり味わい深くなります。巻く作業は少し手間がかかりますが、その分だけご褒美感のある一品に。特別な日や週末のごちそうおでんにぴったりです。


地域によって全然違う!?肉系ローカルおでん具材【ご当地編】

九州|餃子巻き

九州地方では、おでんに「餃子巻き」と呼ばれる具材がよく使われます。これは、魚のすり身で餃子を包んだユニークな一品で、中華風のジューシーな味わいが、和風の出汁と絶妙にマッチします。もちもちの皮とふんわりとしたすり身のバランスが、クセになる美味しさ。見た目にも楽しく、子どもから大人まで人気の具材です。福岡や長崎など、一部地域ではごく普通にスーパーにも並んでいるんですよ。

沖縄|豚足(てびち)

沖縄のおでんには、「てびち」と呼ばれる豚足が入ることがあります。見た目のインパクトが強く、初めて見ると驚かれるかもしれませんが、丁寧に煮込むとトロトロになってとても柔らかくなります。ゼラチン質が豊富で、食感はぷるぷる。美容に嬉しいコラーゲンもたっぷり含まれており、女性に支持されている具材でもあります。おでんの出汁に豚の旨味が加わり、深い味わいに変化するのも魅力のひとつです。

北陸|カニ面

北陸地方では、冬のごちそうとして「カニ面(かにめん)」が登場します。これはカニの甲羅の中にほぐしたカニ身を詰めた贅沢な具材で、おでんに加えると一気に華やかな雰囲気に。甲羅ごと煮込むことで、カニの旨味が出汁にも染み渡り、まさに特別感あふれる味わいになります。お正月や記念日など、ちょっと特別な日に取り入れてみたくなるような、見た目にも豪華な一品です。

北海道|ホタテ

北海道ならではのおでん具材として人気なのが、ホタテです。海の幸の宝庫・北海道では、プリッとした食感のホタテをそのままおでんに加えることがあります。肉とはまた違った濃厚な旨味が出汁に溶け出し、全体の風味をぐっと引き上げてくれます。殻付きのまま使うと見た目にも華やかになり、おもてなし料理としても映えます。シンプルな具材と一緒に煮込むことで、ホタテの美味しさがより際立ちます。


肉具材を活かす!おでんの出汁・味付けの工夫【調理編】

おでんの魅力のひとつは、やさしい出汁の味わい。その出汁が、肉具材を加えることでより一層深みのある味に変化します。お肉の旨味がしみ出すことで、スープ全体の味わいがぐっと豊かに。どんな出汁を使うか、どんな味付けにするかで、おでん全体の印象も変わってくるんですよ。

  • 関西風の薄口出汁は、肉の旨味をしっかり感じたいときにぴったり。昆布と鰹節の出汁に薄口醤油を加えると、あっさりしながらも奥深い味に仕上がります。
  • 醤油・みりん・酒を1:1:1のバランスで加えた“黄金比だれ”は、甘さとコクが程よく混ざり合い、家庭でもプロの味に近づけます。もし辛口がお好みなら、醤油をやや多めにしてもOKです。
  • 市販のだしパックやめんつゆを活用する方法もおすすめ。特に忙しい日や、初心者の方には強い味方です。出汁パックを使えば、味にバラつきが出にくく、手軽に安定した美味しさが作れます。
  • また、お肉の種類に合わせて出汁を調整するのもポイントです。例えば、鶏肉ベースなら生姜をプラスして温かみのある風味に、豚肉ベースならごま油やにんにくを少量加えてパンチのある味わいにするなど、ひと工夫することでグッと本格的になります。

煮崩れ・臭み対策!おでん用肉具材の下ごしらえ

せっかくのお肉が煮崩れてしまったり、独特の臭みが残ってしまったら、せっかくのおでんが台無しになってしまいますよね。そこで、お肉の美味しさを引き出すための下ごしらえの工夫をご紹介します。

  • 鶏団子は、鶏ひき肉に生姜と片栗粉を加えてよく混ぜることで、ふんわりとした食感に仕上がります。冷蔵庫で少し寝かせてから使うと、よりまとまりやすくなりますよ。
  • 豚バラや豚足などの脂が多いお肉は、熱湯をかける「霜降り」や、一度下茹ですることで、余分な脂や臭みを落とすことができます。特に豚足は、長時間かけてじっくり煮込む前の下処理が重要です。
  • 手羽先や手羽元といった骨付き肉は、煮込みすぎると崩れやすくなるので、圧力鍋を使うのもひとつの方法です。短時間で柔らかく仕上がり、骨離れも良くなります。
  • さらに、お肉を一度焼いてから加える方法もおすすめ。香ばしさが加わり、出汁に奥行きが生まれますし、煮崩れもしにくくなります。

こうした下ごしらえをちょっと意識するだけで、仕上がりがぐっと違ってきます。丁寧なひと手間で、おでんがより一層美味しく、満足度の高いものになりますよ。


SNSで話題!変わり種「肉おでん具材」アイデア集

ちょっと変わった具材も取り入れて、おでんをもっと楽しみませんか?定番の具材にプラスすることで、新しい発見や驚きがあり、家族や友人との食卓もさらに盛り上がります。最近では、SNSでも個性あふれる“変わり種おでん”が話題になっており、試してみたくなるアイデアがたくさんあります。

  • 鶏ハツ・砂肝:焼き鳥屋さんでも人気の部位を、おでんにアレンジ。コリコリとした独特の食感が楽しく、噛むたびに旨味がじわっと広がります。下処理として、軽く塩もみしてから湯通しすると臭みもなくなり、さらに美味しく仕上がります。お酒のおつまみとしても相性バツグンです。
  • 肉巻きおにぎり串:ごはんに味付きのお肉を巻いて串に刺したこのアイデアは、お子さまにも大人気。おでんの出汁にくぐらせて温めると、ご飯に出汁の旨味が染み込んで、新感覚の“主食になるおでん”になります。小さなおにぎりにして作っておくと、見た目もかわいくて、パーティーにもぴったりです。
  • サムギョプサル風豚肉:韓国料理でおなじみのサムギョプサルを、おでん風にアレンジ。豚バラ肉に甘辛いコチュジャンベースのタレを絡めてから煮込むことで、ピリ辛でパンチのある味が楽しめます。白菜やネギと一緒に煮ても美味しく、まるで韓国風の鍋料理のような一品に。
  • ローストビーフ風スライス肉:薄切りの牛肉を軽くローストしてからおでんに入れると、上品な旨味が溶け出し、豪華さがぐんと増します。特別な日の一品としてもおすすめです。
  • ベーコン巻きうずら卵:うずらの卵にベーコンを巻きつけて串にし、軽く焼いてからおでんに入れると香ばしさとコクが加わって、ひと味違うアクセントに。彩りも良く、お弁当のおかずとしても使える万能具材です。

いつものおでんにちょっとした冒険をプラスすることで、食卓がさらに楽しくなります。ぜひ気になる変わり種具材をひとつ取り入れて、新しいおでんの魅力を体験してみてくださいね。


よくある質問(Q&A)

Q. おでんに肉を入れると日持ちは短くなりますか?
A. はい、お肉を使ったおでんは通常のものより傷みやすくなります。特に脂の多い具材や、生の状態から煮込んだものは傷みやすいため、冷蔵庫で保存する場合は2〜3日以内に食べきるのが安心です。また、再加熱の際は一度しっかりと沸騰させてから火を止めましょう。冷凍する際は、具材ごとにラップで包んでジップ付きの保存袋などに入れて保存すると、使うときに便利です。こんにゃくやじゃがいもは冷凍に向かないこともあるので注意してくださいね。

Q. 肉具材はいつ入れればいいの?
A. おでんに入れるタイミングは具材によって異なります。鶏団子やウィンナーのように煮崩れしにくく、火の通りも早いものは、早い段階から入れておいてOKです。逆に、ロールキャベツや豚バラなど、長時間煮込むと形が崩れやすいものは、他の具材にある程度火が通ってから後半に加えると、見た目も味もバランス良く仕上がります。また、出汁に味を移したい場合は、少し早めに入れるのも一つの方法です。

Q. 市販で手に入るおすすめの肉具材はありますか?
A. 最近ではスーパーや通販で便利な冷凍肉具材がたくさん出ています。鶏団子はもちろん、ウィンナー、ミートボール、さらには市販のロールキャベツなども人気です。特に冷凍の肉団子は、下味がついていて使いやすく、調理の手間が省けます。ふるさと納税を活用すれば、地域ならではのおでん用お肉(例:牛すじ煮込みセットや餃子巻きなど)も手軽に試すことができます。おでん用のミックスセットもあるので、気軽にいろいろな味を楽しめますよ。


まとめ|牛すじだけじゃない!肉具材で“満足系おでん”を楽しもう

おでんにお肉を加えることで、食べごたえも栄養バランスもぐっとアップします。定番の牛すじだけでなく、いろいろなお肉を取り入れて、家族みんなで楽しめるおでんを作ってみてくださいね。ちょっとした工夫で、いつものおでんが特別な一品になりますよ。